私の時間
私が今家で椅子に座りテレビを見たり本を読んだりする時間は今ありません。
それなのに
上の子を塾に迎えに行き帰ってきた夫が
お皿を洗ってる私に向かって
「迎えに行っている間に
皿ぐらい洗っとけよ。
洗濯物も干さないで何してんだよ。」
耳を疑うような言葉がスルスル夫の口から出てくる。
返す気力もない。
どんどん私の口角は下がり
気力も吸いとられる気がして
先行きが不安になる
昨日は仕事を入れていなかったので
下の子の昼寝後に公園に行こうと予定していた。
昼寝から覚めた娘を見て私に
夫「どこか連れて行くの?」
私「公園に」
パンを卸しているお店の精算もたまっていたので行きがてら寄ろうと請求書をまとめていると
「たまには子どもと向き合ってやれよ。どこにも連れて行ってないだろ」と。
ん?
隙間時間を見ては友人と遊ばせたり
公園にも連れて行ったりしていますが?
でも5万円の生活費では暮らしていけません。こちらで何かと工面しなければと請求書をまとめているのに。。
毎週金曜日には振り込むと言った約束も、またいつもの言い訳でずるずる不定期。
お金の話をすれば、
「また金か、金の話は一切するな!」と怒り出す。
でも生きてるだけで出費はあるのです。
洗面所で水遊びをする下の子に水が勿体ないと言えば、上の子の塾代は払えて水遊びはダメなのかと怒り出す始末で。
そりゃ、したいことはさせてあげたいけれど、この生活費では切り詰めるしかない。
でも上の子が今まで頑張ってきたチャレンジを生かしてもあげたい、それは親心ではないのかな?
我が家の家計のずさんさが表に出た以上、私は見ぬふりはできない。
このままいったら破産だもの。
可愛い我が子の笑顔をキープできるように、、それは私の務めだとも思うのです。
前に上の子の進学先も好きに決めて良いと言ったのに、9月の説明会の予定を伝えたら
その学校はそんなに素晴らしいんですか?といやらしい言い方をしてくる。
東京で四谷偏差値55ない学校で頑張って経営しているところはない!だなんて言い始めるし。
私の仕事もあるので実家近くの学校選びに必然的になる。
それを見て
「それなら離婚してさっさと東京行けよ!そしたら家賃もかからない、親の前では良い顔しかしないんだから都合いいだろ!」だって。
***
今、私達は北海道に住んでいます。
東京で出会い結婚しましたが
その後、夫は会社を辞めてシンガポールへ。そこで大失敗をし
5〜10年で東京に戻るからと言われて札幌にきました。
子育てするにはここはとても良いところですが、仕事がない。
夫の仕事が低空飛行である以上、ここには居られないのです。
6年、私になりに頑張ってきました。慣れない雪の生活、地元の方々とのお付き合い。
いただいたご縁のPTA会長も今年で任期は終わり、
娘も卒業。
良い意味での一区切りなのです。
ここで戻らないと私もフリーの仕事をしているので年齢的にも社会の歯車に乗れなくなるのでは?の不安もあります。
もちろん貪欲に進んでいきますが。
好きな時間に起きて
好きな時間に寝る。
そんな自由な夫に振り回されるのは、そろそろ限界です。
生活費も入れられないこの状況を打破するにはまず基盤を整えないとと思うのです。